2 私の道に階段は無い

『みち』は道で路で未知で満ちでなきゃいけない
人が通るべき道で
己が歩くと決めた路で
誰も知らない未知で
自分が満ち足りていなきゃならない

皆が『みち』を探してて
たまに間違えたり踏み外したりするけれど
一生懸命『みち』を歩き続けてる

『みち』にはいっぱいいっぱい障害物があって
中には諦めて『みち』を歩き続けるのを止めてしまう人も居るけれど
でも時間という世界で一番偉い人が止めさせてくれない
みんなみんな『みち』を歩き続けてる

そしてその『みち』には大きな山があって
その頂上を目指してみんな頑張っている

でも私の『みち』には階段がついていない
みんな私を置いていって『みち』をどんどん進んでいく
私だけは時間すらも追い出してくれない
歩くのを止めると怒るのに
時間は私が歩けないでいるのを手助けはしてくれない

階段の無い『みち』はどこから上ればいいのか検討もつかない
歩いても歩いてもずるずると滑ってばかりで上れない
どうすればいいのかわからない
でも歩く事を止める事は許されない
私は必死になって『みち』を上り続ける
でも
ずるずるずるずると落ちていく
 

私の通る『みち』に階段が無い

それはきっと
私が通ろうとする『みち』が人の進むべき道じゃないから
私が道徳を裏切ろうとするから道は途絶えた
でも
私はもう『みち』を変えられない

人が進むべき道は私が進もうと思う路じゃないから
そこでは私は満ち足りた気持ちにはなれないから

ずるずるずるずる
落ちていく
堕ちていく
 
2005.7.26.ミスト

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