「嘘です、嫌いだなんて………」
誰も居ない部屋
生ぬるい透明な液体
塞ぎ込んで うずくまって
後悔して 落ち込んで
ごめんなさい
本心じゃない 素直じゃない自分
傷ついたのは自分じゃなくてあの人なのに
今自分がどんなに悔やもうと何も変わりはしないのに
後からこみあげる罪悪感
留め止め無くあふれ出る泪
好きです 誰よりも貴方を愛しています
一度口から零れ出た言の葉は元には戻せない
自分の口から出るのは冷たく尖った鋭い刃
傷つけることしか知らない言霊
嘘を貫き通す事も
嘘を訂正することも
貴方を救うことも
何一つ出来ない
許してとは言いません
ただごめんなさい 貴方を傷つけたくは無かったんです
**後書き**
そんなに悲恋が好きか俺!!??
ってくらいにハッピーエンド比率の低いミストです。
この詩はわざと性別を特定するような表現は使いませんでした。
なので皆さんの好きなように想定してストーリーでもなんでもつけて
妄想してやってくださいまし。。。