「『好きだった』……本当に過去系?」
これは独り言
君に届けるすべさえ知らない
なのにどうしてか僕の胸の中には優しい君の声色が聞こえるんだ
”愚問ね。もう答えは出ているでしょう?”
優しくて暖かくて
でも君が僕にかける言葉は引き裂かれたように胸が痛むんだ
自分で自分を抱きしめることしか知らない僕に
愛を教えてくれたのは君なのに
どうして君は僕の隣には居ないの?
もう僕に微笑んでくれないの?
わからない
否、わかってる
でも、わかりたくないんだ
もどかしいね
愛なんて知らないほうが良かったのに
でも僕はもう知ってしまった
君はすごく酷い人だね
「僕も『好きだった』……よ……」
ぽつりと呟いた独り言
届く訳無いのに
何故だか君の声が聞こえるんだ
君があんまり酷いから
僕も君なんて愛さないことにしたよ
なのにどうしてかな?
こんなにすっきりした気分なのに胸が苦しいのは
きっともう二度と君を忘れられそうに無いからだね
**後書き**
私は詩を書くのって(こんな駄文ですが)こだわるんで時間かけるんですよ。
でもさ、今回のは無いんじゃない?
創作時間10分。
手を抜いたつもりはありません、ええそうですとも!!
遅筆な私なんですが………ええ加減メイン連載やれ!って感じですね〜
精進しますっ(滝汗)