8月4日 私のポジション
志里は私の友達。ご主人様。
「志里」
「うぅ〜??なぁに?ライム」
志里は天然さん。眼鏡をかけている時だけだけど。
志里は何も無いところで転ぶ才能がある。
「危ないよ……」
「へ?なに……うひゃぁあっ!!」
何も無いところで転べるんだから。石があったら確実に躓く。
でも志里は平気。怪我しない。
「大丈夫ですか志里さん!!??」
こいつ。ムカつき度No.1。毎日毎日志里につきまとうストーカー。うざい。
でもこいつがいると志里は怪我しない。どっかから黒いスーツのオジさんたちがやってきて志里を助けるから。
「ああ志里さん!お怪我はありませんか!?」
「ええ〜っと。はい。大丈夫です〜」
やっぱりでもムカつく。だからそういう時は志里に隠れてそいつと話す。
「志里に近づいてんじゃねーよ糞野郎が」
「ぐ……呪いの人形……。なんですライムさん?僕が志里さんと話そうと僕の勝手でしょう?」
「うっせぇんだよガキが。呪い殺したろかあぁ!?」
「ひっ……絶対僕は諦めませんからね!」
「テメェなんぞに志里を渡すわけがねぇだろうがボケが!」
私は志里の人形。
志里を守るの。志里は私を買ってくれたから。その役目だけは絶対に誰にも渡さない。
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